どうも、リュウです。
吃音改善のために行う
発声練習などは吃音改善に
何の効果も期待出来ません。
あなたも経験があるはずです。
一人でいる空間は常に
音読練習の場になっていた…
という方も中にはいると思います。
僕も昔は吃音改善のために
本の朗読をやっていましたし、
ゆっくり喋ることを意識したり
お腹から声を出すようにも
意識していました。
しかし、
実際の会話で
その効果を実感したことは
あまりありませんでした。
上手く喋れたとしても
それはあくまで吃音の波の
調子が良い時であり、
その喜びは短期間で
終わりを迎えます。
吃音者はこういった経験を
何度もしてきていると思います。
なぜ効果を期待出来ないのか?
それは、
音読練習や発声練習などは
ただ単に一人で行うもの
であるので、
コミュニケーションの練習
には全くならないからです。
一人の空間では
リラックスしてスラスラ話せる
のは普通なのですが、
実際の会話では
相手が存在するので、
いざその時になると
結局吃音に悩まされるわけです。
なので、
一人でいくら喋る練習をしても
吃音改善には効果が薄いのです。
声量を鍛えるための
トレーニングとして発声練習を
行うのは良いのですが、
「吃音改善のため」という
目的が頭に来た状態で行うのは
間違っているのです。
吃音者の方は99%、
「吃音改善のため」
に発声練習などを行う
傾向にあると思うので、
大抵の方が願った通りの
効果を実感できずに
落ち込むのです。
さらに酷いと、
落ち込むことによって余計に
吃音を悪化させてしまうことにも
なりかねません。
吃音というものは心が落ち込むと
余計に症状が悪化するという
性質を持っています。
なので、
発声練習と吃音改善は
絶対に分けて考えるべきなのです。
吃音改善を考えるならば、
コミュニケーションに抵抗を
なくすための練習をする方が
健全なのです。
結局なぜ吃音が
出るのかと言うと、
「他者に言葉で
意思を伝えるとき」
なのです。
一人でスラスラ言葉を話せても
実際の会話ではあまり意味が
ないわけです。
コミュニケーション慣れすることも
大切ではあるのですが、
いきなりそこに向かうのは
大変難しいと思うので、
まず初めにやることは
「自分の吃音特性を
把握・認識すること」
です。
これを踏まえていない状態で
いきなり場数を踏もうとしても、
なかなか上手くいかないかと
思います。
自分の吃音特性を把握することで、
「自分はどの時に
吃音が出るのか?」
というのが大体
分かってくると思うので、
それに対して先手を
打っておけば良いのです。
そういった
「先を想定した行動」を取ることを
常日頃から意識しておくだけでも、
随分と気持ちが
変わってくるはずです。
そういった頭の使い方を
することで吃音に意識が
向くことも減ってくると思います。
それが
「実際の場面を
想定した頭の使い方」
であり、
これは一人でいくら発声練習を
やっても身に付かないことなので、
吃音改善を主目的とした
発声練習等は、
どれだけやっても吃音改善には
何の効果も出来ないのです。
吃音改善を目的とするならば、
コミュニケーションの場面を
常に想定しましょう。
この記事を読んだら
是非感想コメントください。
それでは、
今回もありがとうございました。
バイバイ👋(・∀・)
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