吃音改善に一番効く“薬”とは?

うも、リュウです。

 

 

吃音は、

 

どもり,難発

という形で分かりやすく表に

症状として出ていますが、

 

その本質というのは

意外なところにあります。

 

 

それは、

 

我々動物が持つ生存本能です。

 

 

この本能は人間に限らず

動物ならば共通して持っている

ものです。

 

 

この本能が担っている役割とは

逃避」であり、

 

つまり

危険を感じたら逃げること

です。

 

 

この本能があったからこそ

我々の祖先は厳しい環境下を

生き抜いてこれたんですね。

 

 

よって生存本能は進化の過程で

なくてはならない存在なんですが、

 

ではなぜ生存本能が

吃音の本質なのかというと、

 

生存本能が持つ

逃避能力」と吃音は

綿密に関わっているからです。

 

 

簡単に言うと、

 

吃音とは「逃げ」の体勢

であるということです。

 

 

人と会って話すとき,

電話で話すときなど、

 

その時の状況を「危険」と

瞬間的に脳が判断し、

 

急いでその場から逃げ去ろう

とする働きが吃音という形で

表に症状として出ている、

 

ということなのです。

 

 

つまり、

 

吃音が出るということは

何らかの危険を脳がキャッチ

しているというサインなので、

 

吃音は我々に危険を知らせる

センサーのようなもの

だということです。

 

 

この理屈により、

 

吃音は我々の「味方

ということになります。

 

 

なので、

 

あくまで危険を知らせる

サインである吃音を

どうにかしようとすることは、

 

本質的な解決法ではないのです。

 

 

何が言いたいかというと、

 

吃音ばかりに目を向けていては

いけないということです。

 

 

我々の「味方」である吃音を

どうにかして抑えようとする

行為は、

 

吃音を「敵」として捉える

という行為とイコール

なんですね。

 

 

その行為をやめない限りずっと

解決が出来なくなりますから

注意が必要です。

 

 

それでは、

 

根本的な解決をするためには

どうすればいいのか?

 

というと、

 

生存本能が持つ

逃避能力」に働きかける

ことが必要になってきます。

 

 

どういう風に

働きかけるのかと言えば、

 

危険だ!逃げろ!

 

騒いでいる生存本能に対して、

 

大丈夫だよ、

 全然危険じゃないよ

 

教えてあげることが

大切なんですね。

 

 

これはあくまで

そういうイメージなんですが、

 

このようなアプローチを

していくことが根本的な

解決になるということです。

 

 

吃音はあくまで

結果の症状」で

あるだけに過ぎないので、

 

吃音だけにアプローチしていては

改善させることは限りなく不可能

ですね。

 

 

上のはイメージとして

書きましたが、

 

実際どのような手段で

働きかければ良いのか?

 

例えば人と話すことが苦手ならば、

 

積極的に人と会う機会を

増やして場数を踏んでいくことで、

 

人と話すことは

 危険な行為ではない

 

と生存本能に学習させるのです。

 

 

危険ではない

ということが分かれば、

 

生存本能は

自然と警戒心を解き、

 

吃音も作動しなくなります。

 

 

そういう仕組みになっています。

 

 

要は“慣れる”ということですね。

 

 

僕たちが自転車に

乗れるようになった経緯も

それと一緒だったはずです。

 

 

最初は補助輪を付けてないと

とてもじゃないけど

怖くて乗れなかった自転車が、

 

何回もこけて何回も漕いで

乗り方を学習していったからこそ、

 

いつの日か補助輪無しでも

乗れるようになっていったのです。

 

 

それは自転車に乗る感覚を

身体に覚え込ませて慣れたからです。

 

 

吃音改善もこのアプローチと

とてもよく似ています。

 

 

結局一番大切なことは

本人の努力です。

 

 

結局その話かよ!』と

感じる方もいるかもしれませんが、

 

我々の身体がそういう

仕組みになっているのですから

仕方がないことなんです。

 

 

現実を受け入れて

行動していくことが大切ですね。

 

 

生存本能に一番効く薬が

“慣れること”ですから、

 

頑張って

努力していきましょう。

 

 

この記事を読んだら

是非感想コメントください。

 

 

それでは、

今回もありがとうございました。

 

 

バイバイ👋(・∀・)

 

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