どうも、リュウです。
僕は田中角栄元総理を
尊敬しています。
(田中角栄について
知らない方は調べてみてください)
田中角栄氏と言えば
日本列島改造論が有名所ですね。
角栄氏のお陰で
新潟に新幹線が開通
することになったので、
彼は新潟にとっては
まるで神様のような存在です。
彼の功績は
他にもたくさんあって、
もちろんその点でも
尊敬はしているのですが、
僕は彼の生い立ちの部分に
特に着目しています。
これも調べたら出てくるので
周知のものですが、
彼は幼少期から
吃音を持っていました。
記録によると4,5歳頃に
発病したらしいです。
吃音を発病するのも
大体その時期とされているので、
まさに彼もそうだった
と言えます。
角栄氏は新潟出身であり、
家が貧しかったので
幼いころから家業を
手伝っていたそうです。
家が貧しかった故の
環境の厳しさに加え、
親からのしつけも
厳しかったようなので、
そういった諸々の環境が
彼を吃音者にしたと
言われていますが、
実際の詳しいところは
分からないので想像で
補完するしかないようです。
しかし、
幼い頃に受けた教育や
環境からの影響がストレスとなり、
それがキッカケとなって
吃音を発病するのは
十分あり得る話なんですね。
なぜなら、
吃音は精神関係に
大きく依存する症状だからです。
幼少期に吃音を発病しても、
その時期で大半の子は
自然と吃音が治ると
されているのですが、
それでも吃音が自然に完治
しなかった子が吃音者になり、
吃音が残った子は
その先ずっと吃音者で
あり続けると言われています。
角栄氏も幼少期に発病した
吃音が残り続けたそうですが、
彼は“浪花節”と呼ばれる語り芸で
吃音を矯正したとされています。
彼のその独特な喋り方は、
その浪花節を練習する過程で
身についたということですね。
一般の人から見れば
『独特な話し方だな』と
感じるだけかもしれませんが、
吃音を持つ者から見れば
それは吃音を克服しようとした
苦労の賜物に見えます。
ただ、
完璧に克服したという
わけではないらしく、
彼の演説やスピーチを聴くと
なんとなく吃音の名残が見えます。
浪花節によって独特の
リズム感を身につけ、
話し方に抑揚をつけることで
言葉を滑らかに言いやすくした
のが彼のやり方なんですね。
僕が角栄氏を尊敬している
と言ったのは、
まさにそんな彼の
吃音という生い立ちを
重点的に見ているからであり、
吃音を持ちながらも
政治家として立派な功績を
治めたところに感服します。
吃音を持っていても
それを言い訳にしたりせず、
寧ろ自らの武器
(独特の話し方)に変えて、
さらに政界でのし上がっていく
なんて凄すぎますよね。
あなたもそう思いませんか?
彼が我々に教えてくれたのは、
吃音があっても大成は出来る
ということです。
『田中角栄だから
出来たんでしょ?』
と思うのは大間違いです。
こういう
『〇〇だから出来たんでしょ?』
と考える人に成功はないと
僕は思っています。
彼も心の中では吃音を
ハンデと感じていた部分は
あったかもしれませんが、
生涯それを引目に
感じていたかどうかは
彼の立派な功績が証明しています。
『角栄氏は吃音があっても
これだけの功績を残した!』
という見方の評価は
世間ではほとんどされませんが、
少なくとも僕は吃音という
視点でも彼を尊敬しています。
そういう人が過去に
日本にいたのだということを、
特に吃音者の方ほど
胸に刻むべきでしょう。
「田中角栄元総理はスゴイ」
この記事を読んだら
是非感想コメントください。
それでは、
今回もありがとうございました。
バイバイ👋(・∀・)
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