どうも、リュウです。
タイトルを見て思わず
『えっ?』と感じた人は
いるかもしれません。
この表現が適切かどうかは
はっきり分かりませんが、
吃音症は花粉症みたいなもの
だと僕は思っています。
どういうことかと言うと、
まずは花粉症の話からしますね。
話をしますねと言っていますが
僕はそこまで花粉症に詳しいわけ
ではありません。
ただその中で知っている
こととして「IgE抗体」
というものがあります。
「IgE抗体(免疫グロブリンE)」
とは花粉に対する抗体であり、
この「IgE抗体」が
ある一定ラインを超えて
体内に蓄積されると、
花粉症を発病する
仕組みになっています。
その「ある一定ライン」の
レベル値は人それぞれ
異なるので、
子供の頃は花粉症では
なかったけど大人に
なった後に急に発病した、
ということがあります。
余談ですが…
なぜIgE抗体が蓄積されると
花粉症を発病するかと言うと、
IgE抗体は身体の中に
入ってきたアレルギーの原因物質
(アレルゲン)に対して働きかけ、
アレルゲンから身体を
守る機能を持つ抗体だからです。
ひとまず花粉症の
発病メカニズムは
ざっとそんな感じです。
へぇ~ボタン押していただいて
構いませんよ(・∀・)b
#トリビアの泉
それで、
その花粉症と吃音が
どう似ているかと言うと、
「ある一定ライン」を超えると
ある日突然発病するという
ところです。
花粉症のメカニズムのような
明確なものは吃音には
ないですが、
花粉症みたいにある日
突然発病したという話を
たまに聞きます。
現代の吃音医学では、
吃音の発病時期の多くは
幼少期だと言われ、
多くの吃音者は
「発達性吃音」だと
言われています。
吃音者は8:2若しくは
9:1の割合で男性に
多いとされていますが、
幼少期においては男女の
比率差はあまりないと
されています。
発病時期は幼少期だという
見解ですが、
子供の頃は全く吃音が
なかったのに、
大人になって
急に発病したという
ケースもあります。
一応定義としては
10代後半から発病する吃音を
「獲得性吃音」と呼びます。
「発達性吃音」
「獲得性吃音」共に、
ある日突然症状が現れます。
幼少期だと記憶も
薄れていることが多いので、
どのタイミングで発病したのか?
を思い出すのは
困難かもしれません。
ほとんどの方は吃音の知識を
持っていないと思うので、
ある日突然現れた謎の症状に
ビックリすると思います。
中にはそれが「吃音」だと
知らない人もたくさんいて、
文字通り「謎の奇病」だと
捉える人が多い印象です。
僕が
「吃音は花粉症と似てる」
と言ったのは、
ある日突然自覚するものであり、
なおかつその原因が
分かりにくいという
共通点があるからです。
『急に言葉が
どもるようになった』
『言葉が出づらくなった』
というように、
ある日を境に急に吃音を
意識し始めることと、
花粉症はどこか似ているなぁ
と感じています。
この記事で言いたいことは、
ある日突然言葉が
出づらくなったり
どもったりしたら、
それは「吃音」と
呼ばれる症状かもしれないよ、
ということです。
もしあなたの周りで言葉が
急に出づらくなったと
悩んでいる人がいたら、
その人は獲得性吃音
かもしれません。
吃音でも何でもそうだと
思うのですが、
改善させるためにはまず
「正体を知ること」が
大切です。
「謎の奇病」のままでいては
改善が出来ません。
まず知ること。
これがとても大切です。
この記事を読んだら
是非感想コメントください。
それでは、
今回もありがとうございました。
バイバイ👋(・∀・)
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