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「吃音は天才病」とははたして本当なのか?
吃音は別名「天才病」とか「優秀病」なんて言われたりします。
『はたしてそれは本当なのか?』
と疑問に思う人もきっといるでしょう。
吃音が上記のように言われている理由は次のとおりです。
【理由1】著名人には吃音者が多いから
ブルース・ウィリス,タイガー・ウッズ,マリリン・モンロー…
絶対に一度くらいはその名を聞いたことはあると思いますが、この人達は過去に吃音を抱えていたという話は割と有名です。
日本では、田中角栄元総理,小倉智昭,三遊亭圓歌 (2代目)…
この方々も吃音者でした。
いずれも幼少期に吃音を発病させたようですが、苦難の上克服した人ばかりです。
ブルース・ウィリスは、演劇に集中している間は吃音が出ないことに気付いたため、役者として生きることを決めたと言われています。
映画「ダイハード」に主演として出ているウィリスの姿を見る限り、とても過去に吃音があったなんて信じられませんよね。
タイガー・ウッズは、幼い頃に吃音を自覚して、飼い犬に話しかけることで吃音を克服したというエピソードがあります。
僕も犬を飼っていたのでウッズを真似して話しかけたのですが、『話しかけるくらいなら餌を出せ!』と言わんばかりに吠えられたという伝説のエピソードがあります。
日本では、田中角栄元総理がかなり有名なほうだと思います。
彼のその独特な話し方は、過去に吃音克服のために行った「浪花節」と呼ばれる浪曲の名残だと言われています。
このように、国民的大スターや、歴史に名を残した偉人達には吃音者が多いという事実が、『吃音は天才病(優秀病)だ』と言われる大きな理由だと言えますね。
【理由2】吃音者を鼓舞するため
[理由1]で書いたことは紛れもない事実ですが、そういった事実を汲み取って、『吃音者は決して能力が低くなく、むしろ高いポテンシャルを秘めている!』といった感じで鼓舞するために、『吃音は天才病(優秀病)なんだよ』と言われているという理由もあります。
まぁ結局のところ[理由1]が一番大きな理由であり元ですね。
まとめ
吃音を持っているからと言って、必ずしも上で挙げた人物のように成れるとは限りませんが、「強烈な共通点」であることには変わりはないでしょう。
僕は、自分が吃音を持っていることを嬉しく感じておりますし、ある種誇りのようにも感じています。
『大スターや歴史に名を刻んだ人達にも、自分と同じように吃音で悩んだ時期があったんだな…』と思うと、心の奥底にジワッとくるものがあります。
そういうのも大事だと僕は思いますね。
ブルース・ウィリス、タイガー・ウッズ、田名角栄…
彼らは「吃音はハンデではない」ということを身をもって証明してくれた偉人達です。
同じ吃音者として見習っていかないといけないと思いますよ。
それでは。
今回もありがとうございました。
バイバイ👋(・∀・)
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