コミュニケーションが求められる仕事は吃音者にとって困難なものなのか?

うも、リュウです。

 

 

コミュニケーション力を

 必要とする仕事は吃音者にとって

 困難なものだろうか?

 

と気にする吃音者は多いです。

 

 

吃音はコミュニケーションの問題に

ダイレクトに関係してくる症状

なので、

 

コミュニケーションを主体とした

仕事(接客業とか教育系など)

に対して、

 

不安を抱く吃音者は

実に多いです。

 

 

日常的なことや些細なことで

あれば、

 

言い換え」などのテクニックで

乗り切ることは不自然ではない

ですが、

 

やはりコミュニケーションを

体とする仕事だとなかなか

難しいところがありますよね。

 

 

プライベートでは吃音を

誤魔化すことが出来るけど、

 

仕事となるとどうしても

誤魔化すことが難しくなって、

 

寧ろ誤魔化すと事が大きくなって

しまうこともあり得ます。

 

 

吃音持ちの自分がちゃんと

 社会で仕事が出来るのか?

 

という膨大な不安に心を

打ち拉がれる吃音者へ。

 

 

ご安心ください。

 

 

吃音者って実は、

 

潜在的な

コミュニケーション力が高い

 

です。

 

 

え、嘘でしょ!?

 

とビックリする方も

いるかもしれませんね。

 

 

寧ろ、

 

非吃音者よりも潜在的な

コミュニケーション力は高い

とまで言えます。

 

 

なぜかと言うと、

 

吃音者は左脳の働きより

右脳の働きの方が活性化して

いることが関係してくるからです。

 

 

左脳と右脳の働きを

簡単に説明しますね。

 

 

左脳は主に論理的思考を

担当していて、

 

分析や解析をすることに長け、

 

短期間の情報を記憶して

おくことが得意です。

 

 

右脳は主に

全体的な処理能力を

受け持っていて、

 

感情表現やイメージを得意とし、

 

また左脳とは逆に長期記憶を

得意としています。

 

 

左脳は「言語

右脳は「非言語」を

処理しているわけですが、

 

我々はコミュニケーションを

取るとき、

 

主に左脳にあるブローカ野

という言語を司る部分活発に

働かせて処理をしています。

 

 

しかし、

 

fMRIという血流から脳の働きを

調べるMRIで吃音者の脳を見た

研究結果として、

 

吃音者は傾向的にブローカ野

働きが抑えられ、

 

ブローカ野以上に右脳が

活発に働いているという

ことが分かっています。

 

 

脳というものは、

 

片方の脳が活性化し過ぎると

バランス調整のためにもう片方の

脳の働きを抑える性質があります。

 

 

そのため、

 

活性化し過ぎた右脳のバランス

取るためにブローカ野の働きを

抑えるです。

 

 

吃音者はなぜ右脳の働きの方が

活性化しているのかはまだ

はっきりと分かっていませんが、

 

そういった傾向にあることは

事実です。

 

 

あれ、ということは、

 吃音者はコミュニケーションが

 苦手なのではないの?

 

そう、

 

そこがポイントです。

 

 

確かに吃音者はブローカ野より

右脳の方が活性化していて、

 

右脳のバランスを取るために

ブローカ野の働きを抑えています。

 

 

そこだけを見ると吃音者は

言語処理が苦手ということに

なりますが、

 

右脳が活発に働いている

ところがポイントです。

 

 

吃音者は右脳の活動が

活発なので、

 

吃音者は「非言語」を処理する

能力に長けている傾向にある

 

ということが言えます。

 

 

つまり、

 

頭の中では会話が

出来ているのだけれど、

 

それを言語化して実際に話す

ということを苦手としている

のです。

 

 

面白いことを言える

 自信があるのに吃音で

 上手く言えなくて悔しい

 

という思いをあなたは

何度もした経験はありませんか?

 

 

その悔しさの正体は、

 

非言語」を処理する右脳が

活発なために頭の中では高度な

会話が出来るのだけど、

 

言語」を処理するブローカ野の

働きが抑えられているために

実際の会話を上手く処理出来ない、

 

つまり、

 

左脳のブローカ野を

上手く扱えていない

 

ここにあります。

 

 

吃音者って実は潜在的な

コミュニケーション力が高い

 

と言ったのはこのためです。

 

 

実際の会話を上手く処理

 出来ないのであれば、仕事で

 苦労してしまうじゃないか!

 

という声が聞こえてきそうですが、

 

まずは、

 

吃音者は潜在的な

コミュニケーション力が高い、

 

ということをあなたに

知ってほしかったのです。

 

 

頭の中では高度な会話が

出来るのですから、

 

後は吃音をどう上手く

コントロールしていくか?

大事な焦点となります。

 

 

コミュニケーション力を必要と

 する仕事は吃音者にとって困難な

 ものだろうか?

 

に対する僕の見解は、

 

吃音者はコミュニケーションの

素質が高いのでそこに対する

心配は無用であり、

 

後はそのコミュニケーションの

素質を活かしていくために、

 

どう吃音を上手くコントロール

していくか?が重要なポイント

だということです。

 

 

右脳の関係により吃音者は

潜在的なコミュニケーション力

が高いので、

 

寧ろコミュニケーションを

主体とする仕事を吃音者は

得意とします。

 

 

この記事と併せて、

 

吃音者に向いている職業とは?

の記事も是非読んでみてください。

 

 

この記事を読んだら

是非感想コメントください。

 

 

それでは、

今回もありがとうございました。

 

 

バイバイ👋(・∀・)

 

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