吃音克服のボーダーライン

うも、リュウです。

 

 

吃音は「克服困難な病気

と言われていますが、

 

実際に吃音を克服した人は

世の中にたくさんいます。

 

 

そのような人達に僕は

会ったことがあるのですが、

 

その人達は吃音を綺麗

さっぱり無くしたのか?というと、

 

そんなことはありません。

 

 

話の途中でどもることもあるし、

 

言葉に詰まったときは

言い換えをしている人もいます。

 

 

話を聞くと、

 

未だに日常生活でどもりが

出ることがあるようです。

 

 

吃音の症状があるのに、

 その人達は本当に吃音が

 治ったの?

 

と疑問に思う人もいますよね。

 

 

結論を言うと、

 

吃音を克服したかどうかに

症状の有無は関係ありません。

 

 

僕が話しを聞いたその人達と

吃音を克服していない人達の

違いは何かと言うと、

 

自分に吃音があることを

気にしているかいないか

 

の違いだけです。

 

 

気にしているか」とはつまり、

 

自分の吃音は人から

 どう見られているだろうか?

 

と周囲の目を過剰に

気にしているということです。

 

 

吃音者は全体人口の約1%です。

 

 

そのため、

 

吃音者と非吃音者の割合は

9:1という、

 

なかなかの崖っぷちに吃音者は

立たされているというのが現実

としてあります。

 

 

だからこそ、

 

非吃音者から見て

 吃音者の自分はどう見られて

 いるのだろうか?

 

と気にしてしまい、

 

吃音」という問題を

意識するからこそ

吃音で悩むのです。

 

 

要は、

 

非吃音者と自分を

比べてしまうから

吃音という問題を意識する

 

ということなのです。

 

 

ここで話を振り返ると、

 

吃音を克服した人というのは

往々にして、

 

自分に吃音があることを

ほとんど気にしていないのです。

 

 

つまり、

 

非吃音者と自分を比べていない

 

ということですね。

 

 

吃音克服とは、

 

吃音の症状が綺麗さっぱ

無くなることではなく、

 

その人自身が吃音を

どう見ているか?

という部分が重要であり、

 

自分の吃音のことをほとんど

気にしていないのであれば

吃音を克服したことになります。

 

 

僕の「克服」の定義は

踏まえて乗り越えること

であるので、

 

症状の有無と克服はまた別の話

です。

 

 

吃音なんか気にしなくていい

とアドバイスしてくる人が

いますが、

 

それが出来たら苦労しないよ!

と心の中で叫ぶのが吃音者の常

です。

 

 

確かにそれが出来たら

苦労しないかもしれませんが、

 

吃音を克服した人はそれが

出来ているのも事実です。

 

 

僕の見解では、

 

それが出来るようにならない限り

吃音克服は達成出来ない

 

と考えています。

 

 

結局は、

 

吃音を受け入れる

 

という話になってきます。

 

 

この概念からは絶対に

逃れることは出来ないです。

 

 

今はまだ理解出来なくても、

 

吃音克服を目指すのであれば、

 

いずれは理解出来るように

ならないといけないところです。

 

 

自分もそうなる必要が

 あるんだなぁ

 

と捉えておいてくださいね。

 

 

この記事を読んだら

是非感想コメントください。

 

 

それでは、

今回もありがとうございました。

 

 

バイバイ👋(・∀・)

 

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