どうも、リュウです。
これを書いている今、
日本における吃音治療の現状は
とても厳しい状態にあります。
吃音治療を行う専門病院や
正しい知識を持った専門医も
少ないと言われ、
多くの吃音者が適切な
吃音治療を受けられることは
難しいというのが今の日本です。
吃音の研究や治療が盛んに
行われている国はアメリカで、
日本より２０年ほど先を
走っていると言われているほど
です。
fMRIなど日本ではまだ
実用化されていない技術も
アメリカでは使われています。
fMRIとは
MRIの原理を応用して脳が機能しているときの活動部位の血流の変化などを画像化する方法
なので、
適切かつ質の高い吃音治療を
受けることを１００％望むので
あれば、
アメリカへ行くことが
ベストかもしれません。
しかし、
渡米して治療を受けたとしても
確実に吃音が治るかどうかは
分かりませんし、
言葉の壁や渡米費・治療費など
多くの壁が存在するのでなかなか
厳しいと思います。
日本ではアメリカほど吃音治療が
盛んに行われていないという
現状を受けて、
『吃音は治らないもの』
『吃音は脳の病気が原因』
『治し方が分からない』
『理解者がいない』
と吃音治療を諦めてしまう
吃音者も多いです。
この辺が今後の日本の
課題だと思っていて、
アメリカに渡らなくても
適切な吃音治療が受けられる
ように、
日本は進歩していかなければ
ならないと思います。
アメリカで最先端の研究が
進んでいるとは言っても、
全ての吃音者に適応出来るような
確立された吃音克服法というものは
まだ出来ていません。
吃音の症状は一人一人異なるもの
であるので、
万人に適した吃音克服法
というものは難しいのです。
成功者が書いた自己啓発系の
本でも同じように、
それを読んだとしても読んだ人が
必ず成功出来るわけではないのと
同じ理屈です。
『僕はこの方法で
吃音が治りました！』
と言っても、
それはその人だから出来た方法
という可能性もあり得ます。
吃音の症状は一人一人違うし
レベルも違うというのが
原則としてありますからね。
ただ、
共通できる点はあると思うので
試してみる価値は大いにあります。
実際にやってみてダメだったら
それはそれで仕方ないし、
もしその方法で少しでも
吃音が改善出来たのなら、
それは良い方法だった
ということです。
僕は、
吃音治療が成功する
秘訣としては「出逢い」
だと思っています。
出逢いとはどういうものかと
言うと、
「良き師（理解者）」との出逢い
です。
吃音改善法との出逢いも
重要ですが、
先程も言ったように
まだ確立されていないので、
「これをやれば吃音は必ず治る！」
というものに出逢うのは難しいと
思います。
なので、
個人的に重要視しているのが
「良き師」との出逢いですね。
「良き師」とは、
吃音の知識を豊富に持っていて
吃音改善へと導いてくれる人
です。
理解者と言ってもいいですね。
特に吃音者にとって、
吃音を理解してくれる人の存在
というのはもの凄く大きいと
思います。
学校や職場などで周りの人達が
吃音を理解してくれる人ばかりで
あれば、
吃音を抱えている人にとっては
凄く生きやすい環境になるはず
です。
でも現実にはそれがなかなか
厳しいので苦しむわけですね。
『もし吃音を理解してくれる人が
一人でもいれば大分
生きやすかっただろうな』と、
自分の過去を振り返って
ふと思うときがあります。
でも、
「良き師」は自分で見つけて
いかないといけないものでも
あります。
「良き師」が現れるのを
待つのではなく
“見つける”ことが大切です。
そして、
もしもあなたが
『吃音は一生治らないもの』
だと思っているのならば、
その認識は誤っているものだと
僕は強く言いたいです。
確かに
「これをやれば必ず吃音は治る」
というものはないと思います。
でも、
この世の中には実際に吃音を
克服したという人がたくさん
います。
その方法は一人一人違った
としても、
「吃音は治るもの」ということを
証明している証です。
だから
「吃音は治らないもの」
ではありません。
『吃音は治らない』と言うのは
只単にその事実を知らないだけ
なのです。
もう一度言いますが、
吃音は治ります。
ただその方法が確立されて
いなくて難しいだけです。
実際に治した人も
たくさんいますから、
吃音克服を諦めないでください。
この記事を読んだら
是非感想コメントください。
それでは、
今回もありがとうございました。
バイバイ👋(･∀･)
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