どうも、リュウです。
吃音には「連発,伸発,難発」の
3つの症状があります。
連発とは
「語頭を連続して発する」
症状であり、
伸発とは
「語頭を伸ばして発する」
症状であり、
そして難発とは
「語頭が言えない、言いづらい」
という症状です。
一般的には「連発→伸発→難発」
の順に症状が進行していくと
言われている印象ですが、
それは間違っていて、
「難発→連発,伸発」が
正しい知識となります。
つまり、
吃音は最初「難発」
から始まって、
それを隠す(誤魔化す)ために
話し方を工夫していく中で
連発と伸発を“後発”するのです。
なので、
連発と伸発はあくまで
難発の副産物と言えますね。
というわけで
「難発は吃音そのもの」
なのですが、
『言葉の途中で詰まってしまうのも
難発か?』
について僕の見解を書いてみます。
先程難発とは、
語頭が言えない,
言いづらくなる症状
と言いましたが、
これは最初の言葉に
限ったことではありません。
話す内容や文章というのは、
一つ一つの単語が組み合わさって
出来ているものなので、
それぞれの単語毎の語頭で
詰まるのも難発の症状に
当てはまります。
例えば、
吃音者は.100人に.
一人の.割合で.いる
であった場合、
「吃音者は」の「き」
「100人に」の「ひゃ(ひ)」
「1人の」の「ひ」
「割合で」の「わ」
「いる」の「い」
これらの語頭で詰まって
言えなくなるのも難発
だということです。
最初の「き」がスムーズに言えれば
後はスラスラと言えるという
ケースもありますが、
途中の語頭で何回も詰まって
言えなくなるというケースも
あります。
吃音の定義としては
「言葉を流暢に話しづらい」
というものであり、
「吃音=難発」であるので、
最初の語頭で詰まることだけが
吃音(難発)ではないということ
ですね。
上で言ったことは僕の見解
ですが、
言葉の途中で詰まるという
症状に難発のような専門の
呼び名があるみたいで、
僕もどこかでそれを見聞き
したことがあるのですが
忘れてしまいました。
でも症状名に関しては
そんなに気にする必要は
ないと思います。
取り敢えず
「言葉を流暢に話しづらい」
のが吃音であり、
そしてその吃音は難発から
始まるので「吃音=難発」
であり、
連発と伸発はあくまで
難発を隠す過程で生まれた
副産物的なもの、
だと覚えていれば問題ないです。
あと言うとしたら、
言葉に詰まってしまっても
過剰に気にしすぎることなく、
無理して喋ろうとか
言い直そうとかしない方が
良いということですね。
吃音は、
自分の喋り方などに意識を
向けすぎると余計に悪化してしまう
という厄介な性質があるので、
『言葉をスラスラと
滑らかに言うようにしよう』
とあまり意識し過ぎない方が
良いです。
吃音に対してフラットな
認識でいることが吃音の発生を
抑制するために有効ですから、
基本的に吃音に構うこと無く
無視していきましょう。
この記事を読んだら
是非感想コメントください。
それでは、
今回もありがとうございました。
バイバイ👋(・∀・)
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