どうも、リュウです。
吃音者の行動を妨げている
“最大の原因”の
正体をズバリ言います。
それは何かと言うと、
話す(喋る)ことに
対するマインドブロック(心の壁)
です。
僕はここだと思っています。
このマインドブロックが
吃音者にとっては非常に
大きなものであり、
何をするにおいても
このブロックが
立ち塞がってくるために、
なかなか思い切った行動を
取れなかったり、
一歩引いてしまったり
してしまうのです。
このマインドブロックは
長年の積み重ねによって
形成されたものであり、
それ故に強固なもの
であるために壁を崩すのには
時間がかかるわけです。
ここで大切なのは
焦らないことです。
このマインドブロックは
すぐに克服できるものではないので、
その事実を
まず受け止めましょう。
受け止めることができて始めて
改善のスタートラインに立てる
と僕は思っています。
さて、
話すことに対する
マインドブロックについて、
もう少し掘り下げて
みていきましょう。
このブロックが発動する時は、
「言葉を伝えようと
自分の中で意思決定した時」
です。
つまり、
実際の場面が訪れる
前の段階で発動するもの
なんですね。
予期不安
と言っても良いでしょう。
このマインドブロックの
心理的なところは、
『言葉がしっかり出せるだろうか?』
にあります。
なぜこのような
心理になるかと言うと、
吃音は
“難発”から始まるからです。
吃音というものは
最初に難発を発病し、
そしてその難発を
「おかしいもの」
「恥ずかしいもの」
と認識することで、
それを隠すために
話し方を工夫していく中で
“連発”や“伸発”を併発するのです。
なので、
吃音の根本的な部分は
この難発を隠すことから
全ては始まっているのです。
よって難発は
「起源」と呼べるでしょう。
吃音の発病は主に
幼少期のころとされ、
次第に周囲の人達との違いを
自覚し始めることで自身の難発を
隠すようになっていくのですが、
ここと同時期に形成されるのが
例のマインドブロックです。
話すことに対する
恥ずかしさや、
恐怖・不安といった
感情の集合体が、
この
マインドブロック
というわけです。
なので、
短期間でこのブロックを
乗り越えるのは難しい
ということになります。
そういった感情を克服するには
時間がかかるからです。
ただ、
決して乗り越えらない
というものでもなく、
僕は誰もが
必ず乗り越えられる壁
だと思っています。
乗り越えるためには、
このマインドブロックの
正体をちゃんと知っておけば
良いのです。
その正体とは
上でも書きましたが、
難発を隠すために
生まれた心理的な壁です。
そして
なぜ難発を隠すのかと言えば、
難発を
「恥ずかしいもの」
「明らかにおかしいもの」
と強く認識しているためです。
そうなってしまうのは
吃音者ならば仕方がない
ことなんですが、
そういう気持ちが
あなたのマインドブロックを
大きくしているということは、
よく知っておくべきだと思います。
それが
向き合うということですからね。
そして、
どうやれば
このマインドブロックを
乗り越えられるのか?
について
今僕が考えていることは、
話すことに対する心理的な
苦手意識を小さくしていく
訓練が必要だということです。
その訓練として挙げられるのは、
- 会話術を向上させる
- 人前で話すスキルを身につける
など、
言わば
コミュニケーションスキル
ですね。
あなたも一度は
この言葉を聞いたことが
あると思います。
そして、
『うわっ、
そんなの吃音持ちの
自分には到底無理だ!』
と99%の方が
感じると思います。
しかし、
そこにマインドブロックを
乗り越える手かがりがある
ということです。
吃音に限らず
何でもそうなのですが、
自己成長のために
必要なことは、
『いや、自分には
それは出来そうもない!』
と感じたことに
チャレンジしていくことです。
「無理」から「出来る」
に変えることが成長だと
僕は思っています。
僕も話すことに対する
マインドブロックがあるのですが、
近頃この乗り越え方が
見えてきた気がしています。
ブロックを完全に
乗り越えるために、
僕も日々努力していきます。
あとそれと、
話す訓練と書きましたが、
絶対にやってはいけないことは
「吃音克服を主目的とした
発声トレーニング等」
です。
その意識の元トレーニングを
行ってしまうと余計に吃音が強化
されかねないので注意しましょう。
この記事を読んだら
是非感想コメントください。
それでは、
今回もありがとうございました。
バイバイ👋(・∀・)
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