どうも、リュウです。
僕はこれまで長い間吃音を
心の中に飼ってきたので、
僕の心の中には
常に吃音がいました。
今でも吃音を飼っています。
吃音を飼うのって
結構大変で、
日によってコロコロ
機嫌を変えるし、
エサ代(ストレス)も
結構かかるので大変です。
自宅で犬や猫などのペットを
飼っている方なら分かると
思うのですが、
生き物を飼うことって
とても大変で難しいですよね。
中にはペットに
手がかかり過ぎて
ペットを捨ててしまう人も…。
そんなことは絶対に
やってはいけないこと。
でも、
吃音は生き物ではないので
捨てることは出来ません。
『飼うことに
疲れたから捨てちゃえ』
なんてことは生き物でも
当然やっちゃ駄目ですが、
そもそも吃音は
捨てることさえ出来ません。
でも多くの人は吃音を
捨てようとします。
捨てられる方法を探して
彷徨っているけど、
何度も言うように吃音を
捨てることは出来ないのですね。
なぜかと言うと、
吃音とはあなた自身
だからです。
つまり、
吃音を捨てるという行為は
自分自身を捨てる行為と
イコールなのです。
吃音を否定すると自分を
否定する行為になるし、
吃音を嫌うと自分を嫌う
行為になるし、
吃音を捨てようとすると
自分を捨てる行為に
なってしまうのです。
でも多くの人は吃音を
捨てようとします。
なぜ捨てようとするのか?
それは、
吃音を飼うことに
疲弊し切っているからです。
『エサ代がかかって仕方が
ないし世話も大変だから
捨ててやる!』
『飼いたくて飼ったわけ
じゃないから捨ててやる!』
『ご主人様の手を噛んで
きやがるから捨ててやる!』
みたいな感じの理由で
吃音を捨てようとするのです。
でも吃音は捨てられないから、
そんな現実に絶望して
疲弊し切ってしまう。
それが吃音者の胸の内だと
思いますね。
しかし、
それが長く続くと、
知らず識らずの内に
“潜在鬱”
というものに侵される
危険性が潜んでいます。
(※潜在鬱は僕の造語です)
潜在鬱って何かと言うと、
自分が
気が付いていない内に
鬱になっていた
という状態です。
つまり
「自覚症状がない鬱」
ということですね。
これ結構厄介ですよ。
「善意な悪意」
レベルで厄介です。
自覚がないという性質上、
まずは自分が潜在鬱でないか
どうかを理解しておくことが
大切です。
潜在鬱の
チェックポイント
としては、
- 何かにつけてネガティブな発想をしてしまう
- 失敗する未来を想像してしまう
- 発言にネガティブワードが混入しがち
- 他人の幸せに嫉妬する
- 愚痴が多い
- 気分の冴えない日が多い
- やつれた感じが出ている
- 被害者意識が強い
などなど。
潜在鬱は僕が勝手に定義
したものなので専門的な
見解ではないですが、
知らず識らずの内に
鬱になっているというのは
あると思います。
この潜在鬱に
侵されている場合、
吃音を改善させようと
頑張っても失敗する
可能性が高いです。
あなたも過去に吃音改善に
関する教材を買ったり
言葉の教室に通ったりなど、
吃音改善のために
何かしらやってきた経験が
あった場合、
もしそれらが失敗に
終わっているのならば、
「潜在鬱に侵されていた」
という原因も考えられます。
これに侵されていると
前向きな捉え方を
邪魔してしまうので、
自ら失敗の方向へと
舵を切ってしまいます。
それほど潜在鬱というのは
厄介な存在なんです。
なので先程挙げた
チェックポイントを参考にして、
それに加えて
自分なりに考えてみて、
もしも自分が潜在鬱に
侵されているような
感じがしたら、
軌道修正していくことを
オススメします。
潜在鬱を回復させる
手段としては、
- ポジティブシンキングをする
- 明るい想像を普段からする
- ポジティブワードで発言を構成する
- 人から感謝されることをやる
- 自己否定をしない
- ユーモアを持つ
- 爽やかさを意識する
などなど。
潜在鬱は吃音者に
限った状態ではないと
思いますが、
深い悩みがあるから
そのような状態に陥ると
考えると、
吃音者も注意しなければ
いけないと思います。
吃音も深い悩みですからね。
そして吃音歴が長いほど
潜在鬱に侵されている
可能性が高くなるので、
まずは自分の精神状態を
チェックしておくことが
大切だと思います。
『自分は鬱なんかじゃない』
と思っていても
実は潜在鬱になっていた…
という可能性も
あり得るという話でした。
この記事を読んだら
是非感想コメントください。
それでは、
今回もありがとうございました。
バイバイ👋(・∀・)
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