どうも、リュウです。
吃音の症状は人に
よって大きく異なります。
気持ちが酷く落ち込んだ時に
出やすい人や、
高揚した時に出やすい人など
タイプは幅広いです。
それ故に、
万人に適した吃音の
症状の抑え方というものは
難しいんですね。
ただ、
吃音の症状は気持ちの
振り幅に大きく左右
されるものなので、
気持ちをコントロール出来れば
ある程度症状を調整できます。
あなたも経験があると
思うのですが、
なんとなくその日の気分次第で
吃音の症状が結構変わってくる
と感じたことはありませんか?
きっとあるはずなんですね。
吃音ってかなり独特なものなので
当事者にしか分からない感覚が
あります。
気分がノッている時は
ほとんど吃音を意識しないのに
ノッてない時はどもりまくる…
なんてことは一度や二度
ではないはずです。
調子が良い日は
『ずっと今日みたいな日が
続けばいいのに…』
って思いますよね?
でも、
『次の日になるとまた
調子が悪くなってる…』
これが吃音者の日常
とでも言いましょうか。
中にはウンザリしている方も
多いと思います。
なので、
そんな方に
調子が良い時の日を増やす方法
を一つ伝授します。
その方法とは、
調子が良い日の気持ち(感情)の
“感覚”を記憶しておくこと
です。
具体的には、
調子が良い時の感覚に意識の重点
をおいてその時の感覚の状態を
脳に深く落とし込むこと
ですね。
これを意識して行うのです。
『調子の良い時の自分の
感情はどうなっているか?』
というように自分に問いかけ、
その時の感情の変化を
覚えておくことがコツです。
その時の感覚を脳に強く
覚え込ますことでその状態が
身体にとって平常状態となり、
慣れてくるとそれを
自然と引き出せるように
なっていくのです。
これを僕は
“書き換え”と呼んでいます。
これは訓練ですね。
やればやるほど精度が
上がってきます。
そのように意識したことがない
という方には是非とも
日頃から意識してほしいです。
なぜこの方法を試すのか?
というと、
調子が悪い日の感覚が吃音者に
とっては当たり前の感覚に
なってしまっているからです。
つまり、
言葉が上手く出せなさそうな
感覚を脳が覚え込んでしまっている
ということなんです。
だからこそ、
調子が良い日があっても、
その時の感覚より調子が悪い日の
感覚の方が身体にとって
印象に残っているために、
また調子が悪い日の感覚に
逆戻りしてしまうわけです。
脳にとってそういう
“回路(ルート)”
が出来てしまっているのです。
『言葉が上手く出せないことが
自分にとっての正常な
日常であり感覚なのだ』
という思考回路が
脳に出来てしまっている
ということですね。
この“悪い回路”を
改善させるためには、
“良い回路”を
脳に覚え込ますしかありません。
その方法が、
調子が良い時の感覚に意識の重点
をおいてその時の感覚の状態を
脳に深く落とし込むこと
になります。
ポイントはやはり
「日頃から意識すること」
になってきます。
訓練を積むことで調子の良い日の
感覚を常に引き出せるようになり、
良い状態で気持ちを
コントロールできるようにも
なってきます。
是非訓練してみましょう。
この記事を読んだら
是非感想コメントください。
それでは、
今回もありがとうございました。
バイバイ👋(・∀・)
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