意識が身体にもたらす影響

うも、リュウです。

 

 

吃音というものは

意識すればするほど

余計に出てしまうものです。

 

 

吃音者は基本的に

吃音を意識しているために、

 

どもりや難発などで

苦しむわけですね。

 

 

それとは反対に、

 

非吃音者には

吃音という概念

が全くないので、

 

吃音を意識するという感覚を

全く持ち合わせていないのです。

 

 

吃音者と非吃音者を隔ている

ところはここにあるわけです。

 

 

あなたもご自身が吃音者で

あることを自覚しているのならば、

 

まず間違いなく日頃から

吃音を意識しているはずです。

 

 

吃音を意識している状態とは

どういうことなのかと言うと、

 

歩くこと」を

例に挙げて説明しましょう。

 

 

歩く」という行為は、

 

普段の日常生活で多くの人が

特に意識することなく

行なっている動作だと思います。

 

 

歩く」という動作は、

 

右手を前に出したら

左足を前に出して、

 

左手を前に出したら

右足を前に出して

前進する動作ですよね。

 

 

これを

多くの人は当たり前の

感覚で行っているわけで、

 

ここに

特別な意識をしていません。

 

 

つまり、

 

無意識のレベルで普通に

歩くことができている

ということです。

 

 

ところが面白いことに、

 

この普段無意識で行っている

歩く」という動作を

あえて意識しながら行うと、

 

意識し出した途端に

動作がぎこちなくなってしまう、

 

或いはおかしな感覚に

見舞われたりするのです。

 

 

どういうことになるかというと、

 

右手と右足を同時に

前に出してしまったり、

 

或いは

 

右手を前に出したら

 右足を出すんだっけ?

 

という風に

一瞬混乱してしまうのです。

 

 

無意識では普通に

出来ていたことが、

 

意識しながら行った途端

急に出来なくなるのは

本当にあり得る事例なのです。

 

 

歩くこと」を

例に挙げましたが、

 

歩くこと以外にも、

 

日常レベルで無意識に

行っている習慣や動作でも

同様のことが起こり得ます。

 

 

ポイントは

無意識でやっていること

です。

 

 

つまり

何が言いたいかというと、

 

意識が身体に

もたらす影響は大きい

 

ということです。

 

 

吃音も同様です。

 

 

吃音者が吃音を意識して

上手く喋れなくなることは、

 

歩くことを意識しながら

行っていることと同様

だということです。

 

 

つまり、

 

吃音者は吃音を意識し過ぎて

ぎこちなくなっている

と言えるわけです。

 

 

非吃音者は話す動作を

無意識で行なっている

だけに対し、

 

吃音者は吃音を

気にしながら話しているので

ぎこちなくなっている

 

ということなのです。

 

 

これが

 

吃音者と非吃音者を

隔てている違い

 

といったところです。

 

 

ということなので、

 

吃音者が非吃音者のような

感覚になるためには、

 

自分の意識の中から

吃音を外さないといけない

ことになりますが、

 

そのためには

どうすれば良いのか?

 

ここが

気になるところ

だと思います。

 

 

僕が思うことを書くと、

 

吃音を自分の意識から

外すためには長い時間が

かかると思いますし、

 

すぐに掴めるような

感覚でもないと思います。

 

 

なぜなら、

 

今日に至るまでずっと

吃音を意識するという

生活を行なってきたので、

 

その半ば習慣化した感覚を

短期間で変えるのは

至難の業だと思うからです。

 

 

寧ろ、

 

短期間で改善できるとは

思わない方がいいかも

しれませんが、

 

人によって吃音の

症状の具合は異なるので

一概には言えません。

 

 

自分は普段から頻繁に

吃音を意識しているという

強い自覚がある方は、

 

短期間では難しいと思われます。

 

 

吃音とは

習慣化してしまった感覚

とも言えるものなので、

 

これを改善させるためには、

 

日頃から

 

吃音を意識しないように

 意識すること

 

習慣化させる必要があると

僕は思っています。

 

 

今すぐにでも

出来ることと言えば、

 

吃音を意識したらその都度

別のものに意識を向ける

ようにすることです。

 

 

習慣化した感覚が

残っているうちは

それを意識しましょう。

 

 

薬はないので、

 

吃音改善は日頃の努力が

とても重要になってきます。

 

 

本気で吃音を

改善させたいのならば、

 

如何にして吃音を

意識から外せるか?

 

を常に模索するべきでしょう。

 

 

非吃音者の感覚そのものが

吃音者にとっての“答え”ですから、

 

話すという動作を無意識で

出来るようになることが

吃音改善の鍵になります。

 

 

この記事を読んだら

是非感想コメントください。

 

 

それでは、

今回もありがとうございました。

 

 

バイバイ👋(・∀・)

 

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