ブレーキをかけるタイミング=チャンス到来

うも、リュウです。

 

 

吃音者は知らず識らずのうちに

ブレーキをかけてしまっています。

 

 

どもったらどうしよう…

失敗するかも…

上手く言えそうにない…

また前みたいな結果に…

 

 

など、

 

行動に起こす前から

先を予測して、

 

結果として

行動出来なくなってしまう。

 

 

或いは行動に移しても

予測した結果通りの展開に

なってしまう。

 

 

人というのは、

 

予測した未来に則して

自動的に行動が最適化される

機能を持っています。

 

 

これは我々が太古から

持っている防衛本能

よるものです。

 

 

防衛本能の役割としては、

 

自分の身を敵から守ること

です。

 

 

身を守るために常に

未知の危険を予測して事前に

回避する行動を取るのです。

 

 

そうやって我々の祖先は

生き残ってきました。

 

 

なので、

 

予測したマイナスの未来を

けるために行動するのは

至って自然なことなのです。

 

 

吃音者の場合は特に

この防衛本能の機能が

敏感です。

 

 

そのため非吃音者と比べると

ネガティブな思考をしてしまう

頻度が多いと思います。

 

 

生物学上で言うと、

 

防衛本能が敏感な吃音者は

生き残ろうとする力が強いので

優秀ということになりますが、

 

現代社会においては

それが優秀だと角印を

押されることはありません。

 

 

なぜなら、

 

太古の成功法則は

危険を感じたら逃げること

でしたが、

 

今の成功法則は

逃げずに立ち向かうこと

だからです。

 

 

真逆なんですね。

 

 

しかし太古から受け継いだ

防衛本能は直ぐには

変化・適応出来ないので、

 

吃音者のような防衛本能が

敏感な人達にとっては

生きづらい時代なのです。

 

 

生きづらいと言っても

あくまでそれは

本能上でのなので、

 

今の時代に生きることが

不幸せだとかそういう話

ではありません。

 

 

そんな防衛本能が敏感な

吃音者はどう今の時代に

対応していけば良いのか。

 

 

まずは、

 

自分はどのタイミングで

ブレーキをかけるか?

 

を知ることが大切です。

 

 

言い方を変えると、

 

“抵抗感”を感じる

タイミングはどこだ?

 

と自分に問うてみることです。

 

 

冒頭で言ったとおり、

 

どもったらどうしようとか

失敗したらどうしようとか、

 

大抵の場合はそのような

感じだと思います。

 

 

要は

 

吃音が出ずに

 ちゃんと言えるか?

 

に抵抗感を覚える

ということですね。

 

 

吃音者は吃音に

怯えているからこそ

吃音者と言えるので、

 

行動のブレーキを

かけるタイミングは、

 

喋ることに対して

抵抗感を覚えた

そのタイミングです。

 

 

具体的なシーンは

人それぞれだと思います。

 

 

抵抗感を覚えるような

場面に遭遇したら、

 

是非これを

やってほしいという

ものがあります。

 

 

それは何かと言うと、

 

改善のチャンスが来たぞ

 

と自分に語りかけることです。

 

 

抵抗感=改善のチャンス到来

という定義です。

 

 

あ、どもるかも…

あ、苦手かも…

上手く出来そうもない…

 

と感じる場面が来たら、

 

改善のチャンスが到来した!

と自分を騙してみてください。

 

 

逆転の発想です。

 

 

自分にとってのピンチを

チャンスに変えるための

発想ですね。

 

 

防衛本能の機能も確かに

生きるために必要なもの

ですが、

 

現代社会にアップデート

出来ていない旧OSなので

とても古い機能なんです。

 

 

バージョンアップ

すればいいのですが、

 

バージョンアップ

出来るとしても、

 

この先

何百年何千年と

かかるでしょう。

 

 

防衛本能の役割は

とっくに終わりを

告げているのです。

 

 

しかし

しぶとく我々の身体に

残っているので、

 

上手くコントロール

していくしか

道はありません。

 

 

これまでは防衛本能に

従って生きてきましたが、

 

今の時代そして

これからの時代を

生きていくためには、

 

防衛本能に従い過ぎては

いけないのです。

 

 

だからこそ、

 

防衛本能が発動した

タイミングを

 

改善のチャンスが来た

 

と逆転的に捉えることが

大切なのです。

 

 

抵抗感=改善のチャンス到来

を具体的に言うと、

 

防衛本能が発動する

タイミングこそが

改善のチャンスの到来

 

ということです。

 

 

防衛本能の仕組みを

よく理解して、

 

賢く自分を騙して

コントロールしていければ

怖いものなしです。

 

 

簡単に言っているようですが

これは難しいです。

 

 

だから直ぐには

変えられないと思います。

 

 

最初は小さくても良いので、

 

少しずつ自分に変化を

こしていくことが

大切です。

 

 

改善とはその積み重ね

ですからね。

 

 

頑張っていきましょう(・∀・)

 

 

この記事を読んだら

是非感想コメントください。

 

 

それでは、

今回もありがとうございました。

 

 

バイバイ👋(・∀・)

 

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