どうも、リュウです。
「大人の吃音」「子供の吃音」
という言葉をあなたは聞いたことが
ありますか?
読んで字の如しなんですが、
「子供の吃音」は
子供の頃に発病する
吃音です。
「大人の吃音」は、
青年期以降から
発病するものと、
子供の頃に発病した吃音が
大人になっても残り続けるものの
2つがあります。
大人の吃音と子供の吃音とでは
少し性質が異なるので、
吃音改善のための
アプローチも変わってきます。
今回は「子供の吃音」に
ついて書いていこうと思います。
吃音は生まれた時から
あるものではなく、
主に言葉を積極的に話し始める
幼少期の頃から吃音の症状が
見え始めます。
幼少期とは大体4〜5歳の頃
であり、
多くの子は小学生に上がる
年齢の頃には自然完治すると
言われています。
しかし、
小学校に上がってもなお
自然に吃音が完治しない
子もいるのですが、
そのケースに当てはまった子は
その先も吃音を抱えていく
可能性が高いと言われています。
こうした子供の吃音は
「発達性吃音」と
呼ばれるものであり、
9割の吃音者は
この発達性吃音に分類
されると言われています。
この記事を読んでいるあなたも
発達性吃音の可能性が高い
ということですね。
子供の吃音は自然に完治する
可能性もあるのですが、
先程も言ったように、
自然に完治しない子
というのも一定数存在します。
なぜ自然に治らない子が
出てくるのかというと、
その要因としては、
個々の家庭環境の違いや
その他諸々の生活環境の違い
などが挙げられます。
吃音はストレスによって
症状が悪化するという
性質を持っているのですが、
そのストレスの原因となるような
出来事を幼い頃に経験してしまった
子は吃音が治りにくいのです。
例えば、
「喋り方がおかしい」ことを
親から強く指摘されたり
それを理由に周りから笑われたり、
そのような経験がトラウマ
(ストレス)となって吃音を
悪化させてしまう
といった具合です。
なので、
家庭環境やその周辺の生活環境の
関係によってそのような経験を
避けてこられた子は、
吃音が悪化する可能性
というものは
少なくなるわけです。
子供の吃音で特に大切なことは、
親がその子の吃音を
受け入れてあげることです。
幼い子供はまだ理屈が
分からないので、
「なぜ自分は他の子と比べて
言葉が喋りにくいのか?」
を理解できません。
それでもなんとかスムーズに
言葉を喋ろうとするために、
周りから見たらおかしな話し方に
なってしまうのですが、
その事を親が指摘してしまうと
子供にとってはそれがストレスに
なってしまうのです。
そして余計に吃音
(言葉が出にくいこと)
を意識して、
言葉がスムーズに出せるような
喋り方を独自に模索するようになり、
その積み重ねが吃音を
悪化させていくのです。
だからこそまず大切なことは
親が子の吃音を
受け入れてあげること
です。
たとえその子の喋り方が
他の子と比べて少しおかしくても、
『あなたの喋り方は
全くおかしいものではないよ』
と教えて安心させて
あげることが大切です。
特に子供の吃音においては
子供にストレスを
与えてはいけません。
幼い子供はまだ
「前頭前野」が
発達していないので、
理屈を理解して
自分に落とし込むことは
まだまだ出来ず、
大部分は感情で
物事を判断します。
だから言葉で
「説明」するのではなく、
「教えてあげる」という
スタンスが大切なんですね。
とにかくストレスを与えず
安心感を与えるようにしましょう。
子供の吃音を受け入れて
他の子と同じように
接してあげること。
それがまず親御さんが
やるべきことですね。
この記事を読んだら
是非感想コメントください。
それでは、
今回もありがとうございました。
バイバイ👋(・∀・)
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