「吃音を受け入れる」の真の意味とは?

うも、リュウです。

 

 

吃音者の多くは

自身の吃音を隠す傾向にあり、

 

これを「隠れ吃音者」と呼びます。

 

 

なぜ吃音を隠そうとする

心理が働くのかと言うと、

 

凄くざっくり言うと

吃音を受け入れていないから

です。

 

 

細かく見ていくと、

 

吃音を「恥ずかしいもの

だと思っていたり、

 

吃音を「忌むべきもの

だと思っていたり、

 

そういう吃音に対して

悪い感情や認識が

あるからこそ、

 

吃音を隠そうとする

心理が働くのです。

 

 

自分は大半の人が

 持っていないものを

 持っているおかしな人間だ

 

という想いが

あなたを隠れ吃音者に

させているのです。

 

 

もし全人類が吃音を

持っていたらあなたは吃音を

隠そうとしないはずです。

 

 

でも実際は約100人に1人

という割合でしか吃音者は

存在しないとされているので、

 

 

吃音者は全体人口の

1%ほどしか存在しません。

 

 

なのでどうしても

吃音を隠そうとする心理が

働いてしまうのは分かります。

 

 

しかし厄介なことに、

 

吃音というものは、

 

隠そうとすればするほど

表に出てきてしまう

という性質を備えているため、

 

実は

吃音を隠す

という行為は、

 

より吃音を強化させてしまう

とても危険な行為なんです。

 

 

なぜ吃音を隠そうと

すればするほど吃音が

強化されてしまうのかというと、

 

吃音はあなたを

守ってくれている存在

だからです。

 

 

信じ難いことかもしれませんが、

 

吃音はあなたに危険を

知らせるシグナル(信号)

ようなものであり、

 

あなたを危険から

守ってくれている、

 

言わば「警備会社」の

ようなものなんですよ。

 

 

セコムみたいな感じです。

 

 

吃音を隠す」という行為は

つまり何かと言うと、

 

正に今泥棒が家に侵入

してこようとしているのに、

 

セコムのブザー音がうるせぇ!

と言ってセンサーを取り外そうと

している状態だということなんです。

 

 

そういうイメージです。

 

 

つまり、

 

吃音が出る」ということは

あなたの中で何かを「危険

だと無意識に察知しており、

 

その危険を知らせるために

吃音が出ているので、

 

その吃音を隠そうとすることは

自らを危険に追い込む行為

なるのです。

 

 

ちょっとこの辺解釈が

難しいと思うのですが、

 

これだけは覚えておいて

ほしいということは、

 

吃音が出るのは

ごく自然な反応

 

だということです。

 

 

吃音者にとっては

吃音が出ることは

当たり前の反応」であり、

 

至って正常な反応」なんです。

 

 

確かに非吃音者と比べると

正常な反応ではないように

思えてきますが、

 

非吃音者は非吃音者なりの

危険を知らせるシグナル

があります。

 

 

そのシグナルが

吃音」だったのが

吃音者であり、

 

人によってはこれが頭痛だったり

耳鳴りだったりするだけで、

 

人は誰しも何かしらの

シグナルを持っているのです。

 

 

ですから、

 

吃音は隠すより

寧ろ表に出した方が

良いくらいなんですね。

 

 

理屈は分かっていても、

 

吃音は恥ずかしいものだという

価値観を持ってしまっていると

なかなか難しいと思います。

 

 

なので、

 

もしあなたがそういう

価値観を持っているの

だとしたら、

 

まずはそこから

改めないといけません。

 

 

吃音は恥ずかしいものではなく、

 

あなたを危険から

守ろうとしてくれている

いい奴」です。

 

 

悪い奴ではありません。

 

 

いい奴だし承認欲求も強いので

目立ちたがり屋です。

 

 

だからグイグイ表に

出てこようとするのです。

 

 

だから遠慮なく

表に出てきてもらいましょう。

 

 

吃音を隠そうとしても

無駄ですから、

 

吃音なんて出てきてもいいや

と前向きに開き直ることが

大切ですし、

 

そう思うしかありません。

 

 

これが

吃音を受け入れる

ということです。

 

 

吃音を真に

受け入れられていれば、

 

どもったらどうしようとか、

 

ちゃんと言葉が出るかなとか、

 

そういう予期不安に

悩むことはないと思います。

 

 

結局そういう心理があるので

吃音を隠してしまうのです。

 

 

なので、

 

吃音を隠そう

としている間は、

 

まだ吃音を

受け入れられていない

ということなんです。

 

 

あなたは吃音を

受け入れられているでしょうか?

 

 

是非自分に

問いかけてみてください。

 

 

この記事を読んだら

是非感想コメントください。

 

 

それでは、

今回もありがとうございました。

 

 

バイバイ👋(・∀・)

 

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